「猫背を嫌がる無意識」

「猫背を嫌がる無意識」

「背中が丸い=老化」
高齢者姿勢・立位   頭もげ高齢化・立位
右も左も「猫背矯正」「猫背を治す」で溢れていますが、
そもそも何をして猫背というのでしょうか?
猫背の定義もない中で、どこをどう正したら良いのでしょうか?
冷静さを失うほどに、猫背を嫌がるのは
老化=不健康、病気や死への恐怖という
無意識なのかも知れません。



「確かに背中丸くないけど」
高齢者逆S字その1  
高齢者をトレースしたイラストです。
高齢者であることを言わないにしても、
若くて健康そうには見えません。

「背骨・・似てる?かも・・」  
逆S字への座り方

左女性、推定年齢20〜30代
右男性、推定年齢30〜40代
の二名のトレースイラスト。

別の高齢者を見てみましょう。
高齢者逆S字その2
先の男女の背骨と良く似ています。
共通点「背中は丸くないけど、腰が丸い」
ことが分かります。

本来の背骨カーブ、生理的湾曲を見てみましょう。
「本来の背骨のカーブ、生理的湾曲」
本来のS字・立位   本来のS字・座位
背中丸いですけど、猫背に見えますか?

もう一度、先程の方を見てみます。
高齢者逆S字その2文字付き
背中が丸いどころか、上の方、反ってます。
背中真っ直ぐですけど、姿勢が良いとは思えません。


「ポイントは腰(腰椎)」

右の子供の様に、「腰椎前湾」が必要。
猫背老化      腰椎前湾子供

それには
「しなやかな腰が必要」


腰椎前湾・背中は丸くカーブ   直線固まった腰・不自然な背骨
腰入れメリハリ      フラット腰椎凹凸曖昧

でも、猫背の定義が曖昧だと、
とりあえず背中の伸ばして、
腰固めちゃうんです。
☓腰入れ重心
重心もズレます。
慢性緊張、骨で立てない、
どんなに頑張っても、
「姿勢って良く分からない」となります。

冒頭、猫背を嫌がる無意識ですが、
猫背に付随する頭の突き出たイメージは
動物的な印象があるので、
ヒト以下という上下意識からの嫌悪感も
あるのかも知れません。

私達大人が、健康や、美容目的で
何となく情報を渡り歩くのは
自己責任ですが、
子供達はこうした大人の姿、形を
無意識に真似て育ちます。

姿勢のこと、一から見直してみませんか?




そもそも、「不良姿勢」とは、どの様な状態で
「正しい姿勢」とは、どういう状態をいうのか?
これらの理解がない限り、
姿勢を正すというのは困難です。
場合によっては、身体の負担となる姿勢を
身につけてしまうこともあります。

日頃、皆さんが抱くこうした疑問を
解消するのに最適な書籍を作成しました。

「構造的に正しい姿勢、構造的に正しい身体の使い方」
理論編と実践編の二冊同時、
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姿勢や座り方、歩きに至るまで、
一般の方々にも分かりやすい様に
豊富なイラストで解説しました。
実際のトレーニング内容も、
自宅で行え、日常生活そのものが
トレーニングとなる内容となっています。

構造的理解を深め、
姿勢や日常所作のポイントを知る事は
健康作りの土台になります。
骨格細分化調整を受けていない方も是非ご覧下さい。

構造的に正しい姿勢 構造的に正しい身体の使い方<理論編>
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<実践編>
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呼吸の浅さと猫背の誤認識、ブラジャー

呼吸の浅さと猫背の誤認識、ブラジャー

30代 女性 Tさん
頭痛、呼吸が浅く息苦しい

原因は姿勢の誤認識と、ブラジャーでした。


「背中の丸まりはいけない」という
猫背の誤認識による構造上負担となる姿勢と呼吸への影響

 「猫背=良くない」   「何がどういけないか分からない」ので間違った修正となる
猫背老化       反り過ぎ女子

左、猫背の高齢者、
問題は腰のカーブ(腰椎前湾)がない事が問題。
「背中の丸まりはいけない」との思い込み、
「猫背の定義」がないために、
右のように背骨を反らしてしまい、
骨格構造上、負担の大きい姿勢を
「正しい姿勢」「美しい姿勢」と誤認識してしまう。

そして、
「構造上不自然な姿勢で呼吸が浅くなる」

   反り過ぎ女子     反り仮肋呼吸
肺を囲う胸郭(肋骨)の状態に影響し、
呼吸がおかしくなる。上のイラストは横隔膜の上下運動が
胸郭の前方、左右、上方、となっている。

下記のイラストのような
「横隔膜の上下運動」が本来の呼吸運動。
腰入れ呼吸

女性の場合、
ブラジャーにより、こうした状態を誘発しやすい。

背中の丸まりが目立つ方で
呼吸が浅い場合、ほとんどが
「腰椎前湾(カーブ)がなく胸とお腹の潰れた状態」
にあり、この場合、土台となる
「腰椎前湾の回復」が必要。


「ポイントは腰(腰椎)」

右の子供の様に、「腰椎前湾」が必要。
猫背老化      腰椎前湾子供



「しなやかな腰が必要」


腰椎前湾・背中は丸くカーブ   直線固まった腰・不自然な背骨
腰入れメリハリ      フラット腰椎凹凸曖昧


「日頃の姿勢が固まった腰を作る」
猫背座り


「これはこれでこんな呼吸に」
腹潰れ呼吸


背中が丸まり「胸とお腹がつぶれた猫背」
だと呼吸が浅くなりますが、
背骨部分(胸椎1〜12)は、
本来ゆるやかに後湾(背中が丸くなる)カーブとなっています。
肺を覆うカゴ状の胸郭(肋骨)もなだらかな円錐状です。

これらの上下にある頚椎(首)腰椎(腰)は、
前湾(反る)カーブとなり、
直立二足歩行に有利な形「生理的湾曲」を保っています。

腰椎前湾が回復すると、
お腹がつぶれにくくなり、
お腹の上にのる胸郭も下からの支えで、
胸とお腹が潰れにくい姿勢となります。

腰椎カーブの回復は
・股関節の状態や、
・座り、立ち上がりなどの日常動作
と直接的関係があるため、
こうした部分の修正が必要な場合もあります。

また目や頭の動かし方から、
「頚椎カーブが崩れている影響の方が強い」
場合もあります。

いずれにせよ、実際は
「背中そのものには原因がない」
ことがほとんどです。

しかし、間違った情報の蔓延から、
原因箇所でない背中そのものを
「真っ直ぐに」したり、「ピンと」したり、
肩を引き胸を張ることで丸く見えないようにしたりと、
あの手この手で、大切な後湾を崩し、
老化を早める逆カーブにしています。

大切な肺を囲むカゴ状の胸郭を、
前側開き後ろ圧縮の「バッタの様な形」
にしてしまうため、
本来の呼吸運動は妨げられてしまいます。

女性の場合、
「胸を大きくトップを高く見せる意識を誘発する」
ブラジャーをする事で、
胸郭が後傾し、背骨を反りやすくなる方がいます。
これに猫背の誤認識が重なり、
後湾を崩してしまうと、
呼吸の浅さは勿論ですが、
生理的湾曲全体に悪影響を及ぼします。

生理的湾曲の崩れは肩こり腰痛だけでなく、
全身不調のありとあらゆるものに影響します。

Tさんはもともと、
しっかりとした後湾のある背骨だったので、
猫背の誤解と本来の背骨の状態を説明すると
「な〜んだこれで良かったんですか〜
今すっごい楽に息出来てる(笑)。
TVや雑誌で、とにかく猫背はいけない!
って思っちゃってて(笑)」

猫背の定義もなく、
構造上に正しい姿勢を理解する機会のない
今の社会では、情報によっては
不調を作り出してしまうことがあります。

せっかく骨格調整をして頂いても、
こうした情報で見事に
身体を崩してしまう方があまりに多く、
書籍の作成に至りました。

骨格細分化調整だけで問題が解消される場合と、
姿勢や動きの誤認識、修正が必要な場合があります。





そもそも、「不良姿勢」とは、どの様な状態で
「正しい姿勢」とは、どういう状態をいうのか?
これらの理解がない限り、
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場合によっては、身体の負担となる姿勢を
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小学生の時の胸部強打と肩・膝の痛み

50代 男性 Sさん

相談内容
左肩と膝の痛み

半年ほど前に、筋トレを始めてから
左肩に違和感を感じ始め、腕が上がらなくなった。
筋トレは中止し、
リハビリに励むものの痛みが酷くなる。
その後、膝にも違和感が出始め、
立ったりしゃがんだりが辛い。
下半身全体が常に重だるく、
肩の痛みと重なり、不快で何もしたくない。

心当たりとしては、
筋トレで一瞬無理がかかって痛めたかな?
と思った時があったが、
その後特に問題がなかったため、継続。
それから数日、違和感が出始めたため、
痛めたことがきっかけかと考え、
トレーニングを中止し、休養と共にリハビリを開始、
現在に至る。

調整前立位
・頭部右横ズレ、右傾げ
・頭を左に傾げようとすると抵抗が強く不可
・右肋骨が縮むようにC字上半身捻れ

初回
調整箇所:腰椎、仙骨
膝の不快感、グラグラ感が半減

2回目
調整箇所:左鎖骨、左肩甲骨、右胸骨
常時あった左肩・腕の重苦しさがなくなる

3回目
調整箇所:左腓骨、左肩、腰椎、肋骨
立ち上がり、しゃがみなどの動きがほぼ問題なくなる

左腕の可動自体は、まだ半分位の回復だが、
動きに無理がなくなってきて、
以前の様に動かす時痛みを伴わなくなった。

立位状態も、
頭部右横ズレはなくなり、
右傾げも3分の1残。
頭部も左に倒せるようになる。

Sさんは、
小学生の時の自転車事故で、胸部を強打。
右肋骨と胸骨に変形有り。

今回トレーニングで筋肉を
強化する時に、変形部の歪みが
対応しきれなかったことが考えられる。

腕の可動低下を防ぐため、
毎日激痛をこらえて動かしていたが、
五十肩などで見られる肩関節の拘縮というより、
・肩甲骨の位置異常、
・左首筋の強張りの方が際立っていたせいか、
激痛負担のわりには、成果が上がらなかった様子。

相談にこられた当初は、
成果が見えないばかりか、
日増しに悪化することと、気の塞ぎもあってか、
上半身の衰弱感が強く、
その影響か下半身ばかりが強く張っていた。

2回目以降、
直接打撃の影響が考えられる歪みの調整後、
右肋骨が縮んだようなC字方向の上半身捻れが変化し、
胸郭に膨らみが出てきた。
「胸が広がった感じがする」
顔色も血の気が戻ってきた。

十分に呼吸が出来る状態になると、
下半身負担も軽減するため、
胸部を中心とした捻れとともに、
膝の負担も減少した様子。

調整継続中




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のぼせ・鼻血〜マス目の歪みと股関節

のぼせ・鼻血〜マス目の歪みと股関節


30代女性 Iさん

相談内容
A、左股関節の違和感と痛み
B、腰痛(赤ちゃんを抱っこしている時)
C、ここ数週間ほぼ毎日のように鼻血が出る

調整前立位
1、左脚の内捻れが大きく、
  左膝が右膝より明らかに下がり、
  膝のお皿が下を向いている
2、腸骨の位置が高すぎ、腰回りの筋肉は薄く引き伸ばされている
3、両肩の前巻きが強く、鎖骨が押し込まれるように押し下がっている
4、肩甲骨の高さの左右差が大きい
 (右肩甲骨が高く、左肩甲骨のハの字様な広がり)

調整箇所
・仙骨、腰椎
・Iさんの腰痛は、股関節の使い方の影響が強いと思われたので、
 股関節中立位の指導を行う。
*実践編 P73参照

調整後立位
1、ほぼ無くなる
2、腸骨の位置は半分位下りてきたが、
  腰回りの筋肉の密度はまだ薄い
3、肩の巻き込みがやや減少した程度
4、高さの左右差はほぼ無くなり、全体の横ズレに変化

調整日以降、Aの左脚の問題は解消。
Bは指導内容を行い感覚がつかめてくる内に、
腰痛が起きなくなった。
Cは調整後、徐々に減少、
この調整後2週間以降は、ほぼでなくなった。

Iさん同様、
骨格細分化調整で身体の左右差が減少し、
それに伴う問題が解消されても、
「身体の使い方」が原因のものは、
「動きの認識修正」が必要です。
動きの修正にあたり、
本来の動きが出来ない位に歪みの影響が大きい場合、
調整と同時進行していきます。

相談内容が肩や首、アレルギー症状などであっても、
中心軸整体で行うのは、
「本来の重心位置」と「本来の動き」
の獲得のための調整と指導です。

Iさんの鼻血は、頭がのぼせた状態になることで
起きていましたが、今回の「のぼせ」の原因が
歪みと、股関節の活用度が低いことで、
肩首の慢性緊張度をさらに高めてしまう事にあった
ものと思われます。

また、骨格細分化調整の観点からは、
マス目の状態が
「頭頂部に向けて茶巾絞りの様に縮んだ頭部マス目状態」
になっていたマス目が、
「広がりながら本来の位置に変化していく様子」
が見られる事から、マス目の歪みで
頭痛や頭部緊張、不快感などが起きる場合もある
と考えています。





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適した運動は、姿勢、立ちやすさ、歩きやすさが上がる

骨格細分化調整は調整が進行していくと、
「骨格本来の動きがしやすい状態」
になっていきます。

しかし、
1、間違った使い方や、
2、マス目の歪みの影響ではない筋肉拘束が強い場合、
使い方の認識修正や、筋肉拘束の解除が必要になります。

また、骨格細分化調整を継続されている方でも、
A、ずっと好調な方と
B、途中経過で度々不調が起きる方
とがいます。両者の違いとして、
① 労働環境、日常での運動量
(デスクワーク、立ち仕事、主婦業など)
② 身体の使い方
(構造上負担となる使い方や、癖など)
があります。

Bの場合、①②の対策として
自分に適した運動と、使い方の修正が必要です。

運動と言われると、
ヨガやストレッチ、筋トレ、
ランニング、スポーツなどの継続
を思い浮かべると思いますが、
この場合の「自分に適した運動」
というのは、日常の質を向上させる(動きやすくする)
ためのメンテナンス的なものを示します。

中心軸整体では、
・日常所作の修正と、それを可能にする為の
・関節機能向上の揺動運動を推奨しています。
こうした「身体的資質を補うための方法」
を示したものが今回の書籍です。

いずれも、自宅で、
日常生活の中に取り入れて行えるものです。

良かれと思ってしている運動も、
今の自分に適していないものだったり、
動きの誤認識に気が付けないと
(メンテナンスにならない、
不備に気づかないまま続ける、
身体の偏りが助長される)
結果的に身体の負担になっていることがあります。

筋骨格、構造負担なものでも、
楽しい、ストレス発散になっていると
気分が明るく、爽やかになります。
心肺機能向上、筋力向上の点からも
メリットがあります。

加えて、筋骨格的に「自分に適した運動」
になっている場合、運動後、
・姿勢維持がしやすくなる、
・立ちやすい、
・歩きやすい、
などの実感があります。

トータルでみた時、
・構造上での負担があり、
・運動後の立ちやすさや姿勢維持感がなく、
・疲労感増大、身体の痛み、故障の問題があっても、
それでも
「何もしないよりはした方がいい方」は大勢います。
筋肉の衰え、身体の萎えが激しすぎると、
「筋骨格的不調」以前に、内臓の働きの低下から、
情緒不安など「精神面への悪影響」が起きるためです。

しかし、これが成長期にある子供の場合、話しは別です。
負担となる動きを継続的に続ける事は
筋骨格系や姿勢そのものにマイナスとなります。

運動系の習い事をしていても
座り姿勢を維持出来ない、
歩き方がおかしい、
見た目にも身体の偏りが大きくなってきた、
機嫌が悪い、不服顔などの場合、
生活全般を含めた見直しも必要です。




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