前重心と内股X脚、外反扁平足 10歳 

前重心と内股X脚、外反扁平足

Hくん10歳、相談内容の一つに「外反扁平足」と足指の捻じれがあります。
10歳 姿勢変化比較写真
今回はこれら足のトラブルと「前重心と内股X脚、外反扁平足の関係」についてを見ていきます。

その前に、まず「骨格主導の理想的な重心」と「筋肉主導の前重心」についての確認をします。
重心比較4人

左の二人は、「骨格主導の理想的な重心位置」で立っています。体の重さが脛骨(スネの骨)を通過し、7割以上の重さを踵が支えるので脚の筋肉負担が少なくいられます。踵には体重の75%を〜前重心:外反母趾・巻き爪・陥入爪・魚の目・扁平足・スネ肥大の要因1

右の二人は、「筋肉主導の前重心」で立っているため、体の重さを支えるのに、前脛、前腿の筋肉負担が大きく、あしゆびが体重を支えることになっています。前重心の定義

*垂直ラインは「重心点」から上下に伸びています。人間の重心点(物体の重さの中心)は、へその少し上方内側にあります。「重心落下点」は、重心点の真下になります。
詳しく知りたい方は→「構造的に正しい姿勢、構造的に正しい身体の使い方」 理論編P54「重心線、中心軸、身体軸とは」をご覧下さい。

Hくん 横からの写真、筋肉主導の前重心であることが分かります。
右横反り腰 ⑦
左:前重心のため、前のめりになる体を上半身の反り返りで立たせている
中央:骨格的にはこのような状態
右:正面から、脚の骨を確認するとこのような状態(内股X脚)

歩き始めの赤ちゃんのほとんどが、生理的O脚です。それが1歳半〜2歳頃から徐々に変化し、3、4歳では逆に生理的X脚になります。かなりの個人差があるそうですが、これらを通過しながら、6、7歳で通常の脚の状態に落ち着くそうです。

10歳のHくんが、まだX脚状態にあることに関して、先にお話したマス目の歪みの影響が大きいと考えています。これに関してはまた別の機会に記事にしていきます。

立っている子供を後ろから見た時、正常な足部の場合、アキレス腱は垂直ですが、外反扁平足の場合、アキレス腱がハの字状に曲がっています。外反扁平足は見た目だけの問題でなく、関節への偏った負担が続くため、疲れやすさや、運動機能、全身への影響の大きいものです。

外反扁平足の明確な原因はわかっていません。中心軸整体では、
・踵に垂直に力が乗らない脚の捻じれ
・踵に適切な重さが乗らない重心状態
この二点により、足部及び、アキレス腱周辺の筋肉発達が十分でないことが、結果として踵骨のズレ、足部のアーチの崩れを引き起こしていると考えます。


足のトラブルの根本原因には、前重心の問題があります。
しかし、自分はかかと重心(後ろ重心)と誤認識している方や、専門家でも重心の見立てが出来ていないことも多く、重心についての理解が乏しいまま、患部だけに囚われた対処法となることがほとんどです。足部の変形、進行を防いだり、機能性を高めるための患部のケア、補助用品は必要ですが、根本原因である「足部に対する体重のかかり方」についての情報が整理されていないのが現状です。

かかと重心の誤解についてはこちらをご参照下さい。
「カカト重心」「後ろ重心」の定義




下の絵は、左から右へ、老化とマス目の歪みの変化
を表したイメージイラストです。
マス目の歪み進行・老化
0歳〜幼児 → 小・中学 → 成人 → 中高年 → 高齢

「身体の歪み」を研究するなかで「マス目の歪み」
というものの存在が、明らかになって来ました。
「マス目の歪み」の調整法を、骨格細分化調整と言います。

マス目の歪みは増加しながら、
骨格的老化を早める大きな要因です。

大なり小なり、歪みは誰にでもあるものです。
無事に発達しながら立位を獲得し、自由に歩けるようであれば
特に、調整は必要ありません。

しかし、まだ立ち歩く前の段階で
マス目の歪みの影響により、
立位、歩行の獲得が困難になっている場合は
調整の必要があります。




そもそも、「不良姿勢」とは、どの様な状態で
「正しい姿勢」とは、どういう状態をいうのか?
これらの理解がない限り、
姿勢を正すというのは困難です。
場合によっては、身体の負担となる姿勢を
身につけてしまうこともあります。

日頃、皆さんが抱くこうした疑問を
解消するのに最適な書籍を作成しました。

「構造的に正しい姿勢、構造的に正しい身体の使い方」
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実際のトレーニング内容も、
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構造的理解を深め、
姿勢や日常所作のポイントを知る事は
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